◆『グレゴリオ暦』・・・現代の暦です

 しかし日本がこの暦を採用したのは明治に入ってからの事。
 以前は、太陰太陽暦を基準に様々な暦が運用されてきました。

 グレゴリオ暦は一般に「西暦」で表しています。
 「西」という字が付いている通り、西洋の暦ということです。

◆では、日本の暦を『東暦』とは表現していません

 それは『皇紀』と名付けられております。
 西暦2009年=皇紀2669年≪平成21年≫己丑(つちのとうし)。

 一般的に使われている「西暦」と「元号」である平成の他に、処によって使われている暦が2つ。
 「皇紀」は神武天皇即位した年を元年としています。

 己丑(つちのとうし)のような表現は「六十干支」といわれるものです。

◆様々な暦が在り、世界各国にもそれと似たものが多種存在します

 特にこれらを多用している分野が“占い”ではないでしょうか?

◆では、二十四節気とは・・・

 中国で二千年以上も前に考案された「季節カレンダー」です。
 一年を24等分して、季節の状態を文字表記にしています。

◆よく『暦の上では春ですが…』などのような表現をされますが

 これは中国が日本より寒い地域にあるからです。

 現代の暦における日付や曜日といったものでは分からない季節感、
 それを表現している(多少のずれはある)のが二十四節気と言われています。

二十四節気一覧

2月 4日 立春 この日から立夏の前日までが春です。
まだ寒さの厳しい時期ではありますが、日脚は徐々に延び、九州や太平洋側の暖かい地方では、梅が咲き始める頃です。
2月 19日 雨水 空から降るものが雪から雨に変わる頃です。
深く積もった雪も融け始めます。
春一番が吹き、九州南部ではウグイスの鳴き声が聞こえ始めるでしょう。
3月 6日 啓蟄 啓蟄は、冬眠していた虫が穴から出て来る頃という意味です。
実際に虫が活動を始めるのはもう少し先ですが、柳の若芽が芽吹き、フキノトウの花が咲く頃です。
3月 21日 春分 この日を挟んで前後7日間が彼岸です。
花冷えや寒の戻りがありますので、暖かいと言っても油断は禁物です。
昼夜の長さがほぼ同じ頃であり、この後は昼の時間が長くなっていきます。
4月 5日 清明 清浄明潔の略です。
晴れ渡った空には当に清浄明潔という語がふさわしいでしょう。
地上に目を移せば、百花が咲き競う季節である。
4月 20日 穀雨 田んぼや畑の準備が整い、それに合わせるように、柔らかな春の雨が降る頃です。
この頃より、変りやすい春の天気も安定し日差しも強まるでしょう。
5月 6日 立夏 この日から立秋の前日迄が夏です。
野山は新緑に彩られ、夏の気配を感じられる様になるでしょう。
カエルが鳴き始め、竹の子(筍)が生えてくる頃です。
5月 21日 小満 陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂るという意味です。
西日本では、はしり梅雨が現れる頃です。
6月 6日 芒種 稲の穂先のように芒(とげのようなもの)のある穀物の種まきをする頃という意味であるが、現在の種まきは大分早まっています。
西日本では梅雨に入る頃です。
6月 22日 夏至 一年中で一番昼が長い時期でありますが、日本の大部分は梅雨の時期であり、あまり実感されないでしょう。
花しょうぶや紫陽花などの雨の似合う花が咲く季節です。
7月 7日 小暑 梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まる頃です。
集中豪雨のシーズンでもあります。
蓮の花が咲き、蝉の合唱が始まる頃でもあります。
7月 23日 大暑 最も暑い頃という意味でありますが、実際はもう少し後のようです。
夏の土用の時期です。
学校は夏休みに入り、空には雲の峰が高々とそびえるようになります。
8月 8日 立秋 この日から立冬の前日までが秋です。
一年で一番暑い頃でありますが、一番暑いと言う事は、あとは涼しくなるばかり。
暑中見舞いは、この前日までに。この日以降は残暑見舞いとなります。
8月 23日 処暑 処暑は暑さが止むと言う意味です。
萩の花が咲き、朝夕は心地よい涼風が吹く頃ですが、台風のシーズンでもあります。
9月 8日 白露 野には薄の穂が顔を出し、秋の趣がひとしお感じられる頃です。
朝夕の心地よい涼風に、幾分の肌寒さを感じさせる冷風が混じり始めるでしょう。
9月 23日 秋分 暑い日は減り、代わりに冷気を感ずる日が増える頃です。
昼と夜の長さがほぼ同じになることで、この日は秋彼岸の中日でもあります。
秋の七草が咲き揃う頃です。
10月 9日 寒露 冷たい露の結ぶ頃です。
秋もいよいよ本番。
菊の花が咲き始め、山の木々の葉は紅葉の準備に入るでしょう。
稲刈りもそろそろ終わる時期です。
10月 24日 霜降 北国や山間部では、霜が降りて朝には草木が白く化粧をする頃です。
野の花の数は減り始め、代わって山を紅葉が飾る頃です。
11月 8日 立冬 この日から立春の前日までが冬です。
日は短くなり時雨が降る季節です。
北国や高山からは初雪の知らせも届き、関東では空っ風が吹く頃でしょう。
11月 23日 小雪 陽射しは弱まり、冷え込みが厳しくなる季節です。
木々の葉は落ち、平地にも初雪が舞い始める頃です。
12月 7日 大雪 朝夕には池や川に氷を見るようになるでしょう。
大地の霜柱を踏むのもこの頃からです。
山々は雪の衣を纏って冬の姿となる頃です。
12月 22日 冬至 一年中で最も夜の長い日です。
この日より日が伸び始めることから、古くはこの日を年の始点と考えられていました。
冬至南瓜や柚湯の慣習が残る日です。
1月 6日 小寒 この日は寒の入り、これから節分までの期間が「寒」であります。
寒さはこれからが本番。池や川の氷も厚みを増す頃でしょう。
1月 20日 大寒 一年で一番寒さの厳しい頃です。
逆の見方をすれば、これからは暖かくなると言うことです。
春はもう目前です。
注意:日付は現行暦に依ります。年によっては一日ずれることもあります。
暦の雑学話もご覧下さい。

◆確かに、季節感は無くなりつつあります

 特に便利な時代になるに従い自然事象は失われつつあります。
 また別の機会に季節の食べ物を取り上げたいと思います。

 ハウス栽培が盛んになり、冷凍技術が進んだおかげで、
 生きるために必要な食べ物の供給や確保が一年を通して平均化されてきています。

 人間は自然の生き物です。   食べ物も自然の生き物です。

 その食べ物だけを人工化(機械化)していくのは如何なものなのでしょうか?
 「衣・食・住」の内、自然からあまりにもかけ離れていくと危険なのは、
 「食」「住」「衣」の順番ではないでしょうか?

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